年中の夏と言う時節柄なのかはわからないか、周りに小学校受験を検討もしくは検討中の家庭が増えてきました。
付近に無料で置いてあるママ向けの冊子でも、お受験が特集されているのをよく見ますね。
私は、学生時代の家庭教師として、小学校~大学受験まで30件余り携わってきましたのでそれなりに知見はあると思いますが、興味を持ったので福岡市の小学校受験に関して改めて調べてみました!
小学校受験について
福岡市内近郊には受験が必要な小学校は以下の学校があります。
・福岡雙葉小学校
・福岡海星女子学院附属小学校
・福岡教育大学附属福岡小学校
・都築学園リンデンホールスクール
・西南学院小学校
他にもあるかもしれませんが私の周りで通える範囲としてはこの辺が候補になるようです。
通っている幼稚園にポスターが貼ってある学校もあります。
まず、小学校受験をするのかしないのか
検討した内容は以下の通りです。
前提
・転校をせずに6年間通う
・長女が通うことになったら、次女も受験自体はさせる
(受かれば通学させる)
・中学校はエスカレーターで上に行かないこととする
(学校側の思いや仕組みとして中学校受験を許しているかどうかは考慮しない)
1、教育内容
・我が家の考える小学校の年齢に行って欲しい教育と学校が提供している小学校教育があっているのか
<ポイント>
私立の学校の場合先生が変わることが少ないので、先生質や学校の思想、その思想の実現度などを見ていく必要があります
2、通学距離
徒歩もしくは公共の交通機関の利用前提に、実際に通学できそうか
<ポイント>
晴れの日だけでなく、雨の日など天候の悪い日についても、それぞれ考えました
3、通っている生徒及び親の雰囲気
一口に私立の小学校といっても通っている生徒や親の雰囲気は違います。
(みんなが紺のスーツを着ているわけではないと思います 笑)
<ポイント>
私はお友達のお母さんなど今通っている人や周りでその学校を志望しているお子さんやそのご家庭の雰囲気を見ていました
4、学費について
6年間の学費を実際にシミュレーションしました。
小学校は6年間と期間も長く、身体も成長期で制服等の物品の買い替えも多いと見込まれます。おさがりの利用などもできるとは思いますが、公立の小学校よりは費用がかさみます。
また、英語教育に力を入れているところなどは海外研修があったりもします。
<ポイント>
シミュレーションをする際に、単純に高いか安いかを見るわけではなく、この金額をその小学校の学費に使うのか、習い事や趣味の費用と比較して、どちらが親の満足度や教育方針に則ったものになるのかを検討しました。
結論
我が家では、1.教育方針の検討結果を踏まえ、彼女たちのやりたいことや進んで行きたいことを時間的にも積極的に支援できるように、受験という名のコストがかかる学校に行くと言う事はやめることにしました。
1つ議論した点は、受験するような小学校の方が、やりたいことや進みたい道を探せるインプットとなる経験や体験が多いどうか?という点です。
ただ、決められたカリキュラムや選択肢のなかから、大人数の中で経験する何かと、
1人もしくは少人数で体験する何かあれば、後者のほうが体感できるレベルが高いと判断しました。学校教育の全てにそこを任せるよりは、両親と子供の間で話し合いながら様々な体験をして行く時間や資金が充てる方が合っているという結論に至りました。
余談ですが、義理のご両親からのプレッシャーやご主人の希望など、母の検討など必要なく受験が迫られる場合も多いようです。
我が家は特にそのような状況はありませんが、一旦夫婦で情報及び方向性をすり合わせようと思いこの話に至りました。
もし周囲のプレッシャーが大きい場合は、受験させるか否か悩むことなくとりあえず受験した方が家庭円満ひいては母と子供の心の安定につながることが多いのではないかと思います
あ、ただ母に明確なポリシーがある場合は戦う時もあると思います。
幼稚園選びの時もそうですが、進学のタイミングは家庭の教育方針及びそれを実現させていく手段を考え直す良い機会です。
夫婦の間や子供の間でたくさん話話す良い題材です。
理想は、皆が納得する方針を取れる事ですが、小学校受験の場合は子供の意思があやふやなこともありますので、少なくとも両親の意向は、はっきりしてぶれずに進んでいく必要があります。
あまり興味がない人、興味津々な人も、この機会に自分と夫婦のすり合わせでお話ししてみてはいかがでしょうか。
コロナ後に振り返って小学校受験について再考して見ました。
参考にどうぞ!