アラフォーフリーランスとかれーなるかぞく

自分時間も仕事もゆずれないー個人事業主/お一人社長の業務を自動化しつつ、、マーケティング支援やSEO対策もしてます

仕事のこと、ちゃんと話してみる #6 ー AIを優秀な部下だと思ったときに考えたこと ー

 

最近、仕事の中で少し増えてきたやり取りがあります。

「AIからこんな回答が来たので、これで進めてみてください」

最初は、単純に便利だなと思っていました。
たたきとしては十分だし、スピードも速い。

ただ、何度か同じようなやり取りが続いたときに、
少しだけ引っかかる感覚がありました。

これをそのまま進めていったとき、
最終的な判断って、誰が持つんだろう、と。


AIが「優秀な部下」に見えてきたとき

この違和感を言葉にしてみると、
少ししっくりきたのが、

AIが、優秀な部下やパートナーのように見えている
という感覚でした。

  • 言われたことは素早く形にしてくれる
  • 一定以上の質でまとめてくれる
  • それっぽい提案もしてくれる

だからこそ、

「じゃあこれで進めようか」と言いたくなる。

実際、それで問題なく進む場面も多いと思います。

ただ、この関係性をそのまま受け入れていいのかは、
少し考える余地がある気がしています。


インテレクチュアル・リーダーシップという考え方

こういうときに思い出したのが、企業勤めの際にマネジメントのベースになっていた
インテレクチュアル・リーダーシップという考え方でした。

少し平たく言うと、

肩書きや役職ではなく、「考える力」で周囲に影響を与えること
です。

たとえば、

  • なぜこの方向で進めるのか
  • 他にどんな選択肢があるのか
  • どこにリスクがあるのか

こういったことを、自分の頭で考えて、
自分の言葉で説明できる人が、
結果的に仕事の方向をつくっていく。

そんなイメージです。

ここでポイントになるのは、

  • 正しい答えを出すことではなく
  • 「判断の前提を持っていること」

だと思っています。

誰かの意見や、外から持ってきた答えを使うこと自体は問題なくて、
それをどう扱うか、どこまで採用するかを決めるのが役割になる。

そう考えると、これは特別な立場の人だけでなく、
日々の仕事の中で誰にでも求められるものだと感じています。


AIとの距離感をどう取るか

この考え方をそのまま当てはめると、

AIとの距離感も少し整理しやすくなりました。

AIが優秀であるほど、

  • 判断まで任せたくなる
  • 考える工程を飛ばしたくなる

という流れが自然に起きます。

ただ、それをそのまま続けていくと、

「自分はなぜその選択をしたのか」が弱くなる
感覚がありました。

今のところわが家では、

最終的な判断に関わる部分は、
自分の言葉で説明できる状態を残しておく

というラインを意識しています。


手が止まる瞬間がある

日々の仕事の中で、
一度AIに出してもらった内容をそのまま使おうとして、
ふと手が止まることがあります。

  • この方向でいい理由は?
  • 他の選択肢は本当にない?

そう考えたときに、
うまく言葉にできない感覚が残るときです。

その場合は、一度その案をそのまま使うのをやめて、
自分で組み直したり、前提から考え直したりします。

時間はかかりますが、
その後のやり取りはシンプルになることが多いです。


AIは「考える前に形にしてくれる」

こうした経験から感じているのは、

AIは「答えを出す」というより、
考える前に、それっぽい形をつくってくれる存在だということです。

それ自体は、とても助かります。

ただ、そのまま使うと、

  • なぜそうなったのか
  • どこを選んで、どこを捨てたのか

といったプロセスが、自分の中に残りにくい。

だからこそ、

  • スピードを優先する場面
  • 判断の解像度を上げたい場面

この2つで、使い方を分ける必要があると感じています。


生活の中でも、似たことが起きている

これは仕事に限った話ではなくて、
生活の中でも同じような構造があります。

たとえば、

  • 習い事を増やすかどうか
  • 平日の過ごし方をどう組むか

情報を集めれば、それっぽい答えはいくらでも出てきます。

ただ最終的に必要なのは、

  • その家庭にとって無理がないか
  • 続けられるか

という判断で、
ここは外から持ってくることができません。


うまくできない日もある

とはいえ、この使い方がいつもできるわけではありません。

  • 納期が短いとき
  • アウトプット量が求められるとき

こういうときは、AIにかなり頼ります。

また、

  • 子どもの体調不良が重なった日
  • そもそも考える余力がない日

こういう日は、「考えない」という選択をすることもあります。

ここは割り切りです。


今のところの距離感

今のところわが家では、

  • AIを「優秀な部下」として扱いつつ
  • 判断の最終ラインは自分で持つ

そんな距離感で使っています。

これが正解だとは思っていません。

ただ、

「AIがそう言ったから」ではなく、
「自分がそう判断したから」と言える状態は、
できるだけ残しておきたいと思っています。

インテレクチュアル・リーダーシップという考え方は、
そのラインを見失わないための、一つの目印のようなものかもしれません。

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