数年前までは我が家は普通に炊飯器を使ってお米を炊いていたのですが、
今では、自宅で精米し、土鍋でご飯を炊き、おひつでご飯を保存するといった
少しこだわりを持ったお米の食べ方をしています。
炊飯器レス生活、これは非常に良いと感じたので皆様にも紹介いたします!
なに!?お米が届かない・・・
そもそも、なんでそのようにお米に少しこだわるようになったかと言いますと
話は1年程前にさかのぼります。
もともと我が家はお米に関しては、少し恵まれた環境にあり、
知り合いのお米農家さんから、直接、お米を安く提供していただいておりました。
そして、そのお米がかなり美味しい♪
棚田で手間暇かけて作られたお米で、旅先の有名な旅館やホテルで美味しいご飯をいただいても、我が家の米の方が美味しい!と言ったことは度々ありました。
ところが、2016年3月に熊本で発生した地震で、お米農家さんの棚田が大きな被害を受けてしまいました。棚田の修繕等いろいろご検討されたようですが、ご年齢のこともあり、お米作り自体をやめてしまうことになってしまいました・・・😱
そんなわけで今まで食べていた美味しいお米が食べられなくなってしまい、我が家は慌てて代わりのお米を探し始めました。
お米探し難航する
当てもなく探すわけにも行かないので、毎日食べるということを前提に、以下の3つの条件でお米探しを始めました。
①家族みんなが美味しいと思えること
当たり前ですけど、美味しくないものは食べたくないので・・・
②できるだけ農薬を使ってないこと
我が家は子ども達が小さいこともあり、できるだけ農薬等を使っていない安全なものを食べさせたいと考えています
③食費の予算内であること
お米だけにお金をかける訳にはいかないので、予算に上限を設けました。一般家庭で食べられているお米の価格帯が大体400円/kgぐらいとのことだったので、一旦上限を500円/kgに設定しました。
その条件の下、色々お米を試してみました。具体的には、
- スーパーで売っているお米
- 生協を通じて購入したお米
- お米屋さんから通信販売を利用して購入したお米
- 以前とは違う農家の方から購入したお米 等々
それで、実際お米を探してみて分かったことは、自分の理想に合うお米を探すのはかなり難しい!!ということ。
まず、美味しいと思うお米がなかなか見つからない。
例えば、元々食べていた米(ヒノヒカリ)と同じ品種の米を選んでみても、産地や条件によって全然味が違う。
そして、このお米は美味しいと思うものがあっても、取れる量が少なかったり、価格がすごく高かったりして、継続的に美味しいお米を確保するということが非常に難しいと言うことが分かってきました。
結局、いろんな場所でお米を買って食べ比べるけども、これは!?というものが見つからない、そんな状況が半年あまり続きました。
餅は餅屋。米は米屋。
半年ほどの探索の結論は、『自分でお米を選んでもよく分からん』でした(笑)
食べ比べによって違いは分かってきましたが、あてのない探索の旅路に少し疲れてきました。
自分で選ぶのは無理!じゃあ、誰に選んでもらえばいい?
なに?お米マイスターなる専門家がいるの。
じゃあ、その人に選んでもらえばよくない?
ということで、福岡市城南区にある五つ星お米マイスターがいらっしゃる
屋部商店に伺うこととなりました。
屋部商店に伺ってよかったのは、やっぱりお米の相談ができること。
どんな味、食感の好み、こだわっていること、価格など、いろんなことを総合的に判断してくれていくつか候補を出してくれます。自分で選んでるとなかなか候補に挙がってこないものもあり、新たな発見がありました!
実際そのお米を食べていると美味しいし、非常に満足です!!私が条件に探していた3つもほぼ満たすことができました(我が家は減農薬の『さがびより」に落ち着きました)!!!
その他では、
・お米の選べる種類が多い
特に減農薬や無農薬の米については、かなり取扱いが多く選べる幅が非常に広いです。
・色々な注文方法がある
店舗販売だけじゃなく、電話注文や FAX、WEB、LINEなんかでも注文ができます。私は電話が少し苦手なのでLINEでの注文には少し助かっています。
・エリアによっては配達してくれる
これもかなりうれしいポイント!重たいお米を持って買い物をする必要がなくて、すごく助かります。
・年間を通して我が家に必要な量を確保してくれる(おそらく)
お米は基本的に年に一回収穫されると思うので、その時点でおそらく年間のお米を購入して保存されているのでは?と思います。
その際に、定期的に購入している量は確保しておいてくれますし、もしその品種がとれなかった年でも近い食味の品種をオススメ&キープしてくださいます。
(一年を通して、好きなお米がない!!とかにはなりません)
かなり苦労はしましたが、なんとか理想に近いお米を選ぶ事が出来ました。
次回は自宅での精米方法と土鍋での炊き方について書きたいと思います。
では、また次回!