
前回に引き続き子供とゲームについての投稿になります。
<前回の投稿はこちら>
「子どもがゲームばかりしているけど、これって本当に役に立つの?」
子育て中の親なら、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。私も3姉妹を育てる親として、最初は同じ疑問を抱いていました。
ところが最近、ゲームは使い方次第で実用的な学びにつながると感じるようになりました。その鍵のひとつが「攻略本」です。
Nintendoの人気ゲームには、『ポケモン』、『どうぶつの森』など多くの公式攻略本が存在し、子どもたちにとって手に取りやすい教材になっています。
長女が『ポケモン』でジムリーダーに勝てずに困っていたときのこと。最初はスマホで「弱点は○○」と検索しましたが、断片的な情報に振り回されてクリアできませんでした。
すると次女が「本で調べようよ」と分厚い攻略本を持ち出しました。二人でページをめくりながらタイプ相性や技の特徴を確認し、戦略を練り直して再挑戦。見事クリアできたのです。
三女最近ひらがな・カタカナが読めるようになってきたので、イラストやアイコンを頼りに「これが強そう」と提案。姉たちが「なるほど!」と応える。家族でちょっとした作戦会議をしているような場面になりました。
ここで気づいたのは、WEB検索と攻略本では学び方の質が違うということ。WEBは答えに直結しますが、攻略本は辞書のように情報が体系的に整理されているため、自分で考える余地が広がります。
気づき
攻略本を活用すると、子どもが自然に身につける力は想像以上です。
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辞書的な役割を果たす
攻略本は用語やデータが整理されていて辞書のような存在。違うのは、子どもが自ら進んで使うことです。辞書は「調べなさい」と言わないと開きませんが、攻略本は頼まれなくても自然にページをめくります。 -
全体像をつかむ力
WEB検索はピンポイントで答えを得られますが、攻略本は関連情報も一緒に目に入るので、知識が広がります。 -
偶然の発見がある
ページをめくる中で新しいアイテムやキャラに目が留まることがあり、発想力や創造力も刺激されます。『どうぶつの森』など、アイテムや服が膨大に掲載されている攻略本はまさに“宝探し”体験です。 -
集中できる
スマホ検索は広告や通知が気になりますが、紙の攻略本は情報しか載っていないので集中して調べられます。 -
共同で調べやすい
紙の本は家族で一緒に見やすく、自然に議論や意見交換が生まれます。
実践のヒント
家庭で攻略本を活かすための具体的な工夫です。
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まずは攻略本を引かせるルールを設ける
「わからないときはまず攻略本を探してからWEB検索」と順番をルール化。最初は時間がかかっても、慣れてくると自主的に本を開く習慣が身につきます。 -
攻略本を見つけやすい場所に置く
辞書が奥の棚にあると使われにくいように、リビングやテーブル周辺など手に取りやすい場所に置きます。 -
索引探しゲームを混ぜる
「このアイテムの情報はどこにあるかな?」とミニクイズ形式で遊ぶ。辞書引き訓練のように、情報を探す力が自然に身につきます。 -
書き込み&マーキングを許可する
ポストイットや線で重要箇所をマーキングさせることで、子ども専用の“辞書”に成長させられます。
まとめ
攻略本は単なる補助資料ではなく、子どもが自主的に使う“辞書”のような存在です。子どもたちゲームをする中で自然にそれを活用しています。
ゲームを禁止するのではなく、どう活用するかに目を向けることで、調べる力・考える力・まとめる力を遊びながら伸ばせます。
我が家では、子どもたちが攻略本を囲んで作戦会議をしている姿を見るたびに、「これは立派な勉強だな」と感じます。攻略本を辞書のように使いこなす、そんな遊び方を家庭でも取り入れてみてください。